ブログ 1日中、山道。

旧中山道を歩いています。

安中宿 その28

松井田交差点から県道33号に入り、しばらくすると松井田宿
下町交差点の手前が下木戸跡だけど、案内板や標識は見当たりません。
下町交差点を過ぎて、2階に欄干のある民家を撮っていたら、何と!フェンスに案内板が!
脇本陣跡(徳右衛門屋敷)だって!
f:id:nakasendo:20160610234149j:plain
②とあるので、①は木戸跡なのかな?
案内板といえば、五角形で家型の板に棒を付けて、地面に突き刺しているものだと思っているので、フェンスにくくりつけているとは…。
f:id:nakasendo:20160610234219j:plain

安中宿 その27

名もない交差点から国道18号の歩道歩き…ってゆーか、国道の右側には歩道があるけど、左側にはありません!
後ろから車がビュンビュン通るのでおっかない。
開削されて石垣が積んである小山は山城の跡で、山城跡を過ぎるとやっと歩道が現れます。
う~む、『中山道分間延絵図』には「大坂」と書いてあるので、往時ここは急坂で、旧道は国道の右側を蛇行していたんでしょう。

緩やかな上り坂から、坂を下る小径の又に郷原木戸長役場跡。
国道の下を進む小径は、明治11年(1878)明治天皇の北陸東海巡幸の際に造られたバイパスです。
f:id:nakasendo:20160509000841j:plain
国道よりは旧道っぽいので、明治天皇道を歩きたい衝動に駆られるけど、国道を進みます。
右手に赤い鳥居の神明社
中山道分間延絵図』では諏訪明神になっているけど、謎。
ここがおらの浮世絵ポイント@松井田宿だけど、2宿連続でてっしーの浮世絵ポイントと場所が違うので残念。(>_<)
中山道は安中宿から上り坂となり、本格的な山道はこの大坂からだからね~。

安中宿 その26

何本目かの中山道標柱を過ぎると国道18号との合流地点。
名もない交差点の向こう側に文化5年(1808)製の郷原の妙義道常夜燈があります。
f:id:nakasendo:20160416233842j:plain
常夜燈は道標を兼ねていて、台座に「是ヨリ妙義道」と刻まれています。
市指定重要文化財
元は東へ50mの、中山道から妙義道への入口にあったものを、現在地に移転しました。
振り返るとセブン茶屋。
ここがてっしーの浮世絵ポイント@松井田宿です。
何故?こんな所が…。

安中宿 その25

県道216号をてくてく進むと磯貝雲峰旧宅跡。
この付近に一里塚があったはずだけど、やはりガイド本には載っていません。
しかし、安中市旧道日和に「原市小郷原分校の西側約50mに一里塚の跡」!
ということで、原市小学校郷原分校から約50m先の民家が郷原一里塚跡…ってゆーか、さすがにフツーの民家の写真は撮っていません!
その代わり?原市小郷原分校の東側約100m…つまり、郷原一里塚跡から150m手前の画像を貼っておきます(笑)。
f:id:nakasendo:20160411002910j:plain

『旧道日和』は旧碓氷郡役所でいただきました。
すぐリュックの中に入れちゃったので『旧道日和』を見ながら歩いてはいないけど、ホームページを作成する時に役立ちました。
これはオススメ。

安中宿 その22

松井田に入ったところで昼食にしようと思っていたけど、予定より遅くなって、昼食難民になりそうな予感…。
「¥500ランチ」ってな看板に惹かれて、にこにこ茶屋へ。
ホントに500円で生姜焼きランチをいただきます。
f:id:nakasendo:20160327215305j:plain
女将さんと話が弾んで、サービスのお焼きなどをいただいたりして、1時間20分も休憩。(^-^;
お腹ポンポコリン♪
しかし、お腹が満足したら、歩くモチベーションが激減。
磯部駅から帰ろうと思ったら、萩さんから「松井田まで歩こう!」と叱咤激励されて、急遽萩さんがリーダーとなってスタコラ。
おらが喜多さんとなって、萩さんの後ろをヨロヨロとついて行くことに(笑)。

安中宿 その21

安中市立第二中学校の半田善四郎胸像を横目に八本木地蔵堂。
f:id:nakasendo:20160326222606j:plain
本尊の地蔵菩薩像が市指定重要文化財
ここは八本木の立場で、地蔵堂の向かいが八本木旧立場茶屋の山田屋。
緩やかな上りが続いていたけど、ここから下りとなる地形です。
ちょうど峠のようになっているので、立場になったのかな?
せっかく立場なので10分休憩。
茶屋跡の西側に防風林樫久根(かしぐね)があります。
f:id:nakasendo:20160326222627j:plain
かかあ天下と空っ風。

安中宿 その20

坂を上ると真光寺。
祠のような本堂の隣りにある、天明元年(1781)製の真光寺の鐘が市指定重要文化財となっています。
f:id:nakasendo:20160321233637j:plain
戦時中の供出をよく免れたね。
ここで歴史に詳しい地元の方が現れます。
マニアック過ぎて、話が難しくてよく分からないけど、ありがたく拝聴しました。(^-^;
真光寺を過ぎるとセンターラインがなくなり、道幅が狭くなります。

安中宿 その19

原市村戸長役場跡を横目に原市茶屋本陣跡。
f:id:nakasendo:20160319233236j:plain
原市は間の宿で、茶屋本陣は五十貝(いそがい)家が務めました。
明治11年(1878)明治天皇の北陸東海巡幸の際に休憩所となり、明治天皇原市御小休所の碑が建っています。
高札場跡でもあります。