ブログ 1日中、山道。

旧中山道を歩いています。

05上尾宿

上尾宿 おしまい

名前のない交差点に本日最後の中山道標柱。 結局6本もあったけど、上尾市内の中山道は県道164号の一本道なので、 標柱はそんなに必要ないでしょ。 その予算で案内板を増やしてほしいな〜。蛇行具合がイイね〜と思いながら歩いていたら、 17:15何の…

上尾宿 その14

ひび割れた中山道標柱を過ぎると、 図書館西交差点の角に延享2年(1745)製の庚申塔。 そして緑丘地下横断道交差点に中山道上尾宿碑があります。 案内板の屋根に鐘旭様(しょうきさま)が乗っています。 上尾特有の火事除けだそうですが、 上尾宿はビル…

上尾宿 その13

上尾駅を過ぎて右の路地を入ると遍照院があります。 京都仁和寺の末寺で、室町時代の創建という古刹です。 境内に入ると信楽焼の狸がコンニチハ。 お目当ては墓地で、まずは孝女お玉の墓。 立て札が建っているので、人気があるんだね〜。 東海道藤沢宿の永勝…

上尾宿 その12

氷川鍬神社を出ると入口に上尾宿の案内板があって、 向かいのサンクス茶屋が林本陣跡だって。 本陣の両側が脇本陣で、 右(南)が白石脇本陣跡、左(北)が井上脇本陣跡となっています。 しかし、往時は本陣と脇本陣がお隣同士でも、本陣は敷地が広いので、 …

上尾宿 その11

宿場の中心部に氷川鍬(くわ)神社があります。 元は寛永9年(1632)創建の鍬大神宮で、 明治41年(1908)近隣の氷川女体社を合祀してから現在の社号になりました。 境内に上尾郷二賢堂(じけんどう)跡。 天明8年(1788)に上尾宿の山崎碩…

上尾宿 その10

右手にまた中山道標柱。 そのはす向かい左手の路地がまた川越道で、 さっきの馬喰新田(ばくろしんでん)追分から延びる川越道と合流します。 この追分を過ぎた辺りが上尾一里塚跡だけど、標柱も案内板もありません。

上尾宿 その09

しばらくすると、右手の畑医院手前に中山道標柱。 上尾陸橋交差点の手前左手にも中山道標柱。 上尾市は頑張っているね〜。 ずっとK164の歩道歩きなので迷子にはならないけど、 こうした標識があると、中山道を歩いているんだという安心感があるね。そして…

上尾宿 その08

名前のない交差点の空き地に馬喰新田(ばくろしんでん)の寛政十二年銘庚申塔。 その名の通り、寛政12年(1800)製で市登録文化財です。 道標を兼ねていて、 左面に「是より 秋葉へ壱里十二丁/ひら方へ壱里八丁/川越へ三里」と 刻まれています。 中山…

上尾宿 その07

河村屋を出るともう上尾市で、標識には市章ではなく、 イメージキャラクターのアッピーが描かれているので珍しい。 その標識の下に不動堂があります。 元は河村屋の敷地にあった持仏堂で、 昭和63年(1988)先代の8代目が現在の場所に移したものです。

上尾宿 その06

創業した年が「文化文政」だと長いので、 河村屋の店長に、文化?文政?どっち?と尋ねたけど、残念ながら分からないそうです。 その代わり?旧店舗に案内され、 文政9年(1826)に作製された平面図のパネルを見せていただきました。 元々は造り酒屋で…

上尾宿 その05

市境の手前に文化文政年間(1804〜29)創業の老舗漬物屋河村屋。 中山道のアイドル:てっしー(勅使川原郁恵)が「深谷ねぎの漬物」を食べているので、 ぜひ寄らなくっちゃ。(^_^; しかし、深谷ねぎの漬物が見当たらないので店長に尋ねると、 季節の…

上尾宿 その04

鳥居に足場が組んである南方(みなみかた)神社。 設置されたばかりの鳥居はピカピカ。 加茂神社の案内板に「南方神社はお諏訪様」と書いてあったけど、 当社には案内板がありません。 その代わり、加茂神社ではトイレが見当たらなかったけど、 こちらにはあ…

上尾宿 その03

センダンがあると思って間違えて寄った金山権現社を後にして旧道に戻ると、 今度はホントに宮原小学校のセンダン。 市指定天然記念物なので写真に収めようと校庭から撮ろうとしたら 逆光になってしまうので、手前の歩道橋から撮ればヨカッタかも。先を進むと…

上尾宿 その02

加茂神社で10分休憩して、15:10出発。 R16新大宮バイパスくぐると左手に馬頭観音が2基。 花が手向けられています。ここの路地を入って十字路を右折すると金山権現社。 物置みたいな祠だけの寂しい神社だけど、 文化11年(1814)製の石灯籠が…

上尾宿 その01

村社加茂神社は上尾宿の絵になっているくらいなので大きい神社と思っていたら、 宮司のいない小っちゃい社でひっそりとしています。 寂しい…。 京都の賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ→上賀茂神社)を勧請したそうだけど、 文化7年(1810)に編…