みかりや跡を過ぎると「丸に一の字ゆかりの家紋は東竹院」があります。
「久下の礎 直光・重光公親子」「魚籠を持つ魚籃観音おわします」
「沼の主が貸した千畳づりの蚊帳」「平然と雨にも風にも達磨石」
「六道の衆生を救う六地蔵」と、郷土かるたが6本も立っているので、
久下の名所なんですね。
久下直光・重光墓所より気になるのは達磨石。
寛文年間(1661〜72)に
忍城主の命で秩父から荒川で運んでいる途中に久下で落ちてしまい、
大正14年(1925)東竹院前の河原で発見されました。
形もさることながら、平然と約260年も見つかるのを待っていたなんて、
忍耐強いところが達磨らしいね。