ブログ 1日中、山道。

旧中山道を歩いています。

鴻巣宿 その11

その10に引き続き法要寺。
後日『中山道分間延絵図』を見ると、
確かに遍照寺(廃寺)と法要寺の間に市神社(いちがみしゃ)が鎮座しています。
桶川宿に続いて、鴻巣宿でも道のど真ん中に神社が鎮座しているとは!
市神社といえば市(いち)だけど、
鴻巣宿では毎月4と9のつく日:月に6回六斎市が開かれていました。
しかし、市神社は明治3年(1870)の大強風により破壊され、
残された左右の狛犬と共に法要寺に移されました。
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なるほど、何で寺に狛犬がいるの?と思ったら、こんな物語があるんだね。