15安中宿
今度は仲町交差点の手前が本陣跡だけど、案内板や標識は見当たりません。 探してみると、何と!街路灯の支柱に案内板が! う~む、案内板といえば、五角形で家型の…。 しかも、⑤となっているので、③④が何だったのか?気になるところ。 さて、案内板に「この…
松井田交差点から県道33号に入り、しばらくすると松井田宿。 下町交差点の手前が下木戸跡だけど、案内板や標識は見当たりません。 下町交差点を過ぎて、2階に欄干のある民家を撮っていたら、何と!フェンスに案内板が! 脇本陣跡(徳右衛門屋敷)だって! ②…
名もない交差点から国道18号の歩道歩き…ってゆーか、国道の右側には歩道があるけど、左側にはありません! 後ろから車がビュンビュン通るのでおっかない。 開削されて石垣が積んである小山は山城の跡で、山城跡を過ぎるとやっと歩道が現れます。 う~む、『…
何本目かの中山道標柱を過ぎると国道18号との合流地点。 名もない交差点の向こう側に文化5年(1808)製の郷原の妙義道常夜燈があります。 常夜燈は道標を兼ねていて、台座に「是ヨリ妙義道」と刻まれています。 市指定重要文化財。 元は東へ50mの、中山道から…
県道216号をてくてく進むと磯貝雲峰旧宅跡。 この付近に一里塚があったはずだけど、やはりガイド本には載っていません。 しかし、安中市の旧道日和に「原市小郷原分校の西側約50mに一里塚の跡」! ということで、原市小学校郷原分校から約50m先の民家が郷原…
日枝神社の隣は自性寺(じしょうじ)。 境内に2基ある郷原自性寺の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が市指定重要文化財。 左側が応永3年(1396)製で、右側が嘉吉3年(1443)製のものです。
八本木戸長役場跡を横目に進むと村社日枝神社。 拝殿の前に神楽殿が建ち、その神楽殿をくぐって参詣するという珍しい様式。
松井田に入ったところで昼食にしようと思っていたけど、予定より遅くなって、昼食難民になりそうな予感…。 「¥500ランチ」ってな看板に惹かれて、にこにこ茶屋へ。 ホントに500円で生姜焼きランチをいただきます。 女将さんと話が弾んで、サービスのお焼き…
安中市立第二中学校の半田善四郎胸像を横目に八本木地蔵堂。 本尊の地蔵菩薩像が市指定重要文化財。 ここは八本木の立場で、地蔵堂の向かいが八本木旧立場茶屋の山田屋。 緩やかな上りが続いていたけど、ここから下りとなる地形です。 ちょうど峠のようにな…
坂を上ると真光寺。 祠のような本堂の隣りにある、天明元年(1781)製の真光寺の鐘が市指定重要文化財となっています。 戦時中の供出をよく免れたね。 ここで歴史に詳しい地元の方が現れます。 マニアック過ぎて、話が難しくてよく分からないけど、ありがたく…
原市村戸長役場跡を横目に原市茶屋本陣跡。 原市は間の宿で、茶屋本陣は五十貝(いそがい)家が務めました。 明治11年(1878)明治天皇の北陸東海巡幸の際に休憩所となり、明治天皇原市御小休所の碑が建っています。 高札場跡でもあります。
杉並木が終わると、少し離れて「天然記念物安中原市杉並木」の石標。 石標の並びの一区住民センターから歩道がなくなり、道が狭くなります。 そういえば、安中総合学園高校交差点の手前、新島襄旧宅入口近くの安中消防署付近から歩道が広くなっていた。 はっ…
安中総合学園高校交差点を過ぎると緩やかな上り坂。 中山道では東海道みたいな松並木はなく、やっと並木があると思ったら、ドカ~ンと国指定天然記念物の安中原市の杉並木。 さて、この付近に一里塚があったんだけど、ガイド本には載っていない。 う~む、『…
旧道に戻ると安中総合学園高校交差点。 ここから上り坂となり、その先に杉並木が見えます。 ところで、てっしーの浮世絵ポイント@安中宿は碓氷川。 しかし、絵の凹みは川じゃなくて窪地でしょ。 国土地理院の地形図を見て、松井田宿に近い郷原だろうと思っ…
ところで、さっき買い物した丸田屋は和菓子屋になる前は材木商でした。 碓氷川の対岸まで丸田屋の土地だったというので、碓氷川が見えるところで見てみると、スゴい距離! 向こう岸の河岸丘まで遠い! 今いる場所も河岸丘の上だけど、ずいぶん上ってきたんだ…
今日は新島襄ゆかりの地をいくつか立ち寄ったけど、 いよいよ最後の新島襄旧宅に寄り道。 市指定史跡。 元は100mほど離れた場所にあった建物を移築しています。 初めて見る家だけど、何か懐かしい造り。 しかし、新島襄は江戸神田の生まれで、 アメリカか…
旧道に戻ると、宝暦6年(1756)創業の丸田屋。 生クリーム大福が売りというのだけど、生ものなのでNG。 19代目のご主人のオススメで、かりんとうまんじゅうを購入。 道中のお八つとして買ったけど、食べる機会がなく、お土産となりました。 (自宅で撮りまし…
旧道から離れて、碓氷川寄りの路地に龍昌寺(りゅうしょうじ)。 参道の両側に108個の小っちゃい梵鐘:和合の鐘が並んでいます。 当山は明治7年(1874)新島襄が帰国後初めてキリスト教の講演をした寺院で、 お釈迦さまもビックリ!(◎o◎) しかし、当山で講演…
醤油醸造の蔵元有田屋。 天保3年(1832)創業の老舗で、店の向かいが市指定史跡便覧舎跡です。 有田屋の現在のご主人は7代目だけど、3代目の湯浅治郎が、 明治5年(1872)日本で最初の私設図書館「便覧舎」を設立しました。 明治11年(1878)新島襄から地元の…
旧道に戻ると上り坂。 坂の上のサカウエ薬局屋がイイ感じ。 看板は「サカウエ薬局」と「清水商会」の2つあります。 安中宿は武家屋敷はあっても、宿場らしい家並みが残っていないので、 この店屋はいつまでも残ってほしいね~。
大名小路から奥に進むと、安中市文化センターに突き当たります。 その左手に安中藩安政遠足之碑&日本マラソン発祥の地碑。 安政2年(1855)安中藩が藩士の心身鍛練を目的として、 50歳以下の藩士98名を安中城内より碓氷峠の熊野権現まで、 七里余の中山道を…
名前のない交差点を挟んで旧安中藩武家長屋。 この四軒長屋は安中藩では一般的な規模のもので、住んでいたのは中位の身分の藩士。 長屋といっても今の市営住宅くらいの間取りがあるので、なかなかの文化住宅だ。 庭は玉砂利を敷いて公園のようになっているけ…
郡役所と教会の前に延びる直線道路は大名小路で、並びの安中小学校は安中城跡。 今どきの小学校は大抵校門が閉まっているものだけど、 当校はオープンになっています。 入ってみると、安中城址碑があるだけで、案内板はありません。
旧碓氷郡役所の並びに安中教会があります。 明治11年(1878)新島襄から地元の信徒が洗礼を受けて創立された、 日本初のキリスト教会です。 大谷石の日本基督教団安中教会教会堂(新島襄記念会堂)は、 大正8年(1919)に新島襄召天30周年を記念して建てられた…
伝馬町交差点を右折すると、市指定重要文化財旧碓氷郡役所。 郡役所は明治11年(1878)に開庁され、初めは旧須藤本陣に置かれました。 現在地に新庁舎が建てられたのは明治21年(1888)。 しかし、残念なことに、明治43年(1910)に原因不明の出火により全焼。 現…
安中郵便局が須藤本陣跡だけど、案内板はありません。 立ち去る時に、喜多さんが振り返って見つけてくれました。 郵便局の左の隅に標識&碑が建っています。 これでは京から歩いてくる旅人じゃないと気がつかない。(>_ (門のあるお宅から4軒先が本陣跡の郵…
旧道と熊野神社の間に西廣寺(西広寺:さいこうじ)。 石段を上ると、樹齢300年という県指定天然記念物西広寺のツバキ、 市指定史跡柏木義圓の墓・太山融斎の墓などがあります。 狭い境内だけど文化財がいっぱい。 (西広寺のツバキ)
中山道歩きの9日目。 9:05久芳(ひさよし)橋をスタート。 そして下野尻交差点。 この交差点は歩道橋があるけど、横断歩道もあるのでイイ交差点です。 今日は4時起きでもう腹が減っているので、 セブン茶屋安中バイパス店で早くもお八つ。(^-^;見慣れた中…