ブログ 1日中、山道。

旧中山道を歩いています。

13高崎宿

高崎宿 おしまい

群馬県神社庁によると、 八幡宮の社号は単に「八幡宮(はちまんぐう)」となっています。 しかし、社号標やご朱印では「上野國(こうずけのくに)一社八幡宮」となっています。 また、文化財の案内板では、 市も県も「八幡八幡宮(やわたはちまんぐう)」と…

高崎宿 その22

八幡宮は天徳元年(957)山城国の石清水(いわしみず)八幡宮を勧請したもので、 古来一国一社の八幡宮として広く尊崇されていたという古社。 長い参道は八幡大門通り。まず神門に突き当たり、石段。 うう…これも後半に響きそう…。(>_ 石段を上ると、今度は隋…

高崎宿 その21

八幡大門(やわただいもん)交差点にデッカい大鳥居。 「八幡町」「群馬八幡駅」などの地名や駅名の由来になった八幡宮なので、寄り道。

高崎宿 その20

達磨寺(だるまじ)の境内を散策すると、県指定史跡の洗心亭。 平屋で6畳+4畳半=二間だけの小っちゃい家で、 ブルーノ・タウトが夫人と共に昭和9年(1934)から2年3カ月過ごしました。 お寺の境内に民家があるというのは不思議な感じ。 かたわらには、 …

高崎宿 その19

寄り道のため鼻高(はなだか)橋を渡ります。 親柱に達磨が飾ってあります。 カワイイ。 寄り道の先は、高崎名物縁起だるま発祥の地:達磨寺(だるまじ)。 達磨大師立像が市指定重要文化財。 総門をくぐると長~い石段。 これは後半に響くかも。(>_ 霊符堂…

高崎宿 その18

国道を挟んで向かいに富士浅間神社。 う~む、ここから富士山が見えるの?後日迅速測図を見たら、上豊岡町交差点の周辺に旧道が残っています!(◎o◎) アルファベットのMのような形。 迅速測図は高崎までと思っていたので、歩く前に確認しなかったのが悔やまれ…

高崎宿 その17

上豊岡町交差点で国道18号に合流。 国道の歩道とは思えないような草むらの一本道。 駐車場の隣りに藤塚一里塚があります。 群馬県内で現存する唯一の一里塚で、 塚の上には樹齢400年といわれるムクノキが茂っています。 県指定史跡。

高崎宿 その16

若宮の立場から少し離れて上豊岡の茶屋本陣。 主屋は18世紀中頃の築造。 持ち主の飯野家が最近まで住んでいたそうなので、長持ちしているんだね~。 畳は段になってはいないけど上段の間、屏風絵、庭には木の化石など、 見どころいっぱい。 県指定史跡。係の…

高崎宿 その15

自然石の庚申塔を横目に松本商店屋のだるま工房。 赤く塗った達磨たちを乾かしています。 なかなかカワイイ。

高崎宿 その14

永承6年(1051) 源頼義・義家父子が前九年の役の戦勝祈願のために建立したという若宮八幡宮。 へぇ、こぢんまりしているけど、隋神門もあるし、由緒ある神社なんだね。(◎o◎) 若宮の立場があった場所でもある。しかし、気になるのは祭神。 八幡神って、 フツ…

高崎宿 その13

二叉を左に進むと、 祠だけの八坂神社に市指定重要文化財の下豊岡の道しるべがあります。 正面に「榛名山/草津温泉 かわなか/かわらゆ/はとのゆ 温泉」、 右面に「従是 神山三里/三ノ倉五り半/大戸九り半」、 左面に「左中山道 安中/松井田/横川」と刻まれて…

高崎宿 その12

国道に出て石神社を横目に広い空き地。 喜多さんの目がキラリと光ったと思ったら、 空き地で虫取り網を振り回しています。(◎o◎) 萩さんとおらは虫取りの様子を眺めながら10分休憩。 喜多さんはお目当ての蝶が捕れてヨカッタね。(^-^;二叉に自然石の道しるべ…

高崎宿 その11

君が代橋を渡ると君が代橋西交差点を右折して国道406号へ。 交差点の側道から路地を入ったところに万日堂があります。 元は旧道の南側にあったけど、国道18号の拡幅工事のため現在地に移されました。 本尊のみかえり阿弥陀像&「おもしろひ夢見る顔や涅槃像…

高崎宿 その10

君が代橋を渡る前に親柱がポツン。 親柱は昭和6年(1931)のものだけど、 橋名は明治11年(1878)明治天皇が北陸東海巡幸の際に、 馬車で渡られたことを記念して命名されました。 萩さんは一度中山道を歩いていて、その時は橋の北側を通ったそうだけど、 君が代…

高崎宿 その09

赤坂を下り切ると、建物がイイ感じの岡醤油醸造(常盤町5)屋。 喜多さんがグッズを買いたいというので立ち寄ると、店内もイイ感じ。 大間々宿で天明7年(1787)に創業した醤油醸造業河内屋(現岡直三郎商店)の支店で、 明治30年(1897)に開設されました。 店…

高崎宿 その08

赤坂を下ると長松寺。 山門が青い瓦でオシャレ。 境内もキレイで、シオンが咲いています。 長松寺の大間、向拝天井絵及び涅槃画像が市指定重要文化財だけど、 こういった美術品は建物に入らないと観られないと思っていたら、 本堂の向拝を見上げると、ありま…

高崎宿 その07

天保7年(1836)創業の寝具店金澤屋の角を左折。 安政4年(1857)創業の茶店水村園を過ぎると本町1丁目交差点。 途中にある本町三丁目交差点&本町二丁目交差点は漢数字なのに、 本町1丁目交差点だけアラビア数字。(+_+) ここは三国街道の追分なので、特別だ…

高崎宿 その06

連雀交差点の高崎市道路元票を横目に、今度は右手の大信寺。 市指定史跡の徳川忠長の墓があります。 忠長は徳川2代将軍秀忠の三男で、3代将軍家光の弟。 才智に恵まれ、両親が寵愛したため、家光から疎まれたといわれています。 秀忠の死後、数々の乱交が…

高崎宿 その05

萩さんと合流してあら町交差点を出発。 弘化2年(1845)創業の藤澤石材店屋を横目に連雀交差点。 あら町と連雀町の間が高崎宿の中心です。 宿場の中心といえば、大抵の宿場には本陣があるものだけど、 高崎宿には本陣はありません。 はじめは連雀町の福田家が…

高崎宿 その04

あら町交差点に戻って、今度は左手の諏訪神社。 慶長4年(1599)箕輪城下の下ノ社を勧請したのが始まりで、 ビルの谷間で窮屈そうに鎮座しています。 とにかく彫刻が素晴らしい! 鳥居に龍が巻き付いているのが斬新。 新町諏訪神社本殿及び御宝石として市指定…

高崎宿 その03

9:00新田町交差点をスタートすると、すぐあら町交差点です。 「あら町」は漢字だと「新町」。 2つ手前の宿場:新町宿が「しん町」なので紛らわしい。 平成18年(2006)新町宿のある旧多野郡新町が高崎市に編入されて「高崎市新町」となり、 その代わりに?旧…

高崎宿 その02

頼政神社の北側に、市役所がそびえる高崎公園。 高崎公園は明治9年(1876)大染寺跡に造られ、当時は頼政公園と呼ばれていました。 明治33年(1900)に市制が施行され高崎市が誕生し、 高崎公園と呼ばれるようになりました。 広くて桜が多く、市民の憩いの場と…

高崎宿 その01

中山道歩きの8日目。 スタートの前に、まずは前回寄れなかった頼政神社へ。 頼政神社は、高崎藩主:大河内輝貞が遠祖の源頼政を祀るため、 元禄11年(1698)高崎城東の石上寺境内に創建されました。 その後、享保2年(1717)に現在地へ遷座。 こぢんまりとした…